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ノーブレス・オブリージュ noblesse oblige

幼稚園のクラスのお母さんたちの、お別れランチ会がありました。

そこで、来年度からは、こういう集まりは禁止になるって説明がありました。
理由は、働いている人も増えて、来られる人ばかりではないから、ということらしいです。

そうかな?やっぱり。
こういう集まりは、よくないものなのかな?やっぱり。

自分の参加してない場所で、
参加できた人だけがどんどん仲良くなったり、
その人たちだけが知っている話題があったりすることが、
ちょっとイヤなのかも?

そういう気持ちになる人が少しでもいるようなら、
公平さを、大事にしなくちゃならなくなるかな。


私には、ずっと昔のことだけど、忘れられない苦い思い出があります。

小学校5年生のとき、キャンプで、男3人、女3人の班を作ることになりました。
私はクラスにすごく仲のいいYちゃんという友達がいて、
女子は、私と、Yちゃんと、あともう一人のMちゃんが、同じ班になりました。

Mちゃんは、おとなしくてあまり友達がいなくて、
つまり、余っちゃったので私たちとくっついたってことかな。
だからなんとなく、いつも私とYちゃんがすごく仲良くしちゃって、
意地悪しているわけではないけどなんとなく、Mちゃんは、仲間はずれな感じになってしまっていました。

私はそれが多少気になりつつも、
「でも、私たち、とっても気が合っているのだから、仕方ないじゃない・・・」
どこかでそう思っていました。

そんなあるとき、担任の先生にうながされたMちゃんが、
どんなに自分が淋しい思いをしているか、を私たちに涙ながらに語りました。
私は、それまでにない屈辱というか、情けない気持ちになりました。

そうか、自分たちだけが仲良しじゃダメだ、
たとえ気が合わなくても、一緒のグループになったら、仲良くするべきなんだ、
そういう努力をするものなんだ、って思いました。
なぜなら、みんな平等に、仲良くなりたいものなのだから。

ランチ会禁止例が出て、そのことを思い出しました。


noblesse oblige(ノーブレス・オブリージュ)って言葉があります。
自分が強い立場にいるなら、その人は、弱い立場に置かれている人への気遣いを忘れてはいけない。
(っていうことだと私は思っているけど合ってるかな?)
傲慢に聞こえるかも知れないけれど、
学校など、与えられた枠組みの中でのよりよい人間関係は、
弱者の努力ではなくやはり強者の、そういう気配りがあって成り立つと思います。
# by natsuquita | 2009-03-10 01:24

刺繍はたのしい

通園バッグに刺繍をする!と決めたものの、
何を隠そう私は、刺繍をするのは生まれて初めて。

小学生くらいのころ、クロスステッチにはまって、結構やった記憶があるけど、
普通の(?)刺繍は縁がなくて、ここまで来てしまいました。

だから、私はそういう世界は苦手なのかな?と思いつつも、
実は全く正反対の気持ちも抱いていました。
「私は普段ハンドメイドをやらないだけで、やれば結構うまいんじゃないの?」
という、勝手な思い込みです。

よく、男の人で、日常的に全く料理をしないくせに、
「俺が本気になれば、結構料理がうまいんだ」
という人がいますが、それと同じくらいの胡散臭さ・・・。

でも、たまたま昨日うちに来ていた母が、
「あなたは昔から手先が器用だったし、丁寧だったし、そういうの絶対上手だから」
「初めてでも、絶対うまくできるから」
とか言うので、私もますますその気になって、やってみたら、
完全な自己満足ですけど、
けっこうそれなりに、ステキなのができてきました。

私、はまっちゃうかも!と思いました。
緻密な作業も、そんなにイヤじゃないし、
布選びも、デザインも・・・こういう創造的な作業って、とっても楽しいのでないの?

こういう、いい意味で非合理的なことをする余裕が、これからも欲しいな。
# by natsuquita | 2009-03-07 17:29 | 家族・家庭のこと

育休中最大の難関を乗り越えました!

昨日、この育休中にいちばん済ませておかなければいけないことなのに、
とってもとっても気が重くて、
いちばん、後回しになっていた、
史上最大の懸案事項に、着手することができました!

その心の重荷が取り除かれただけで、
もう、嬉しくて、嬉しくて、
そのおかげかどうかわからないけど、
今日は、早起きできるし、家事ははかどるし、
とってもいい気分!!

その、私の最大の懸案事項というのは・・・歯医者です。
もう、嫌いで、嫌いで、何とか目をそむけてきました。
弱いものいじめと並んで、私の嫌いなものナンバーワン、それが歯医者。

4年ぶりの歯医者は、かなりの恐怖でしたが、
ご近所の評判から総合的に判断して行った「かめやま歯科」とても良かったと思います。
はじめに2人の女性の丁寧なカウンセリングがあって、
歯医者さんが納得の行く説明をしてくれて、
治療もなんにも痛くなくて、
終了後、その日の治療内容と、口の中の状態についての説明書を、書面で3枚もくれました。


この喜びを、どう伝えたらいいのか、言葉にならないくらいです。
って大げさに思われるかもしれないけれど、
本当に、肩の荷が下りました。
# by natsuquita | 2009-03-07 17:05 | 自分自身のこと

入園グッズ製作をはじめます

今日は一日、ハンドメイドの得意な友達の家にお邪魔して、
保育園の入園グッズを仕上げる予定でした。

そのためってわけではないけど、
昨日のうちに小児科に行って、
インフルエンザで1週間幼稚園を休んでいた娘の登園許可証をもらって、
久々の幼稚園に送り出したところ、だったのに・・・

今度は下の子が、なんかグズグズと機嫌が悪い。
そういえば、夜も何回か起きていたし、と思って熱を測ると、
七度五分。

友達のお宅にも未就園児がいるので、うつすわけにはいきません。
ああ、また、今日も予定をキャンセルだ・・・と、
子どもの心配よりも先に、自分の都合を考えてしまった私。

私って、そういうところあるんだよな、冷たい?

でも昨日は、父に留守番に来てもらって、
くさなぎ井戸端会にも行ったし、
手提げ用の布も買いに行かせてもらったし。
全く外出できなかったとか、予定が狂ったってわけでもないのです。

手提げ用の布の選定と、刺繍のデザインは、
とても頭を悩ませて、思っていたのとぜんぜん違う、
黄緑色にドットの布と、車の模様の布を、bleu blancで買い、
赤と紺の刺繍をすることにしました。

赤は娘の、紺は息子のです。
2つもできるかな、とまだ不安。


今日の友達宅での制作は、
刺繍指導からスタートになっちゃうところだったけど、
看病しながらうちで刺繍を完成させることができれば、
手提げ本体を縫うところから、スムーズに作業が始められます。

息子の体調不良はチャンスだったかも。
この機会を生かして!自力でやれるところまで、がんばろうっと。
# by natsuquita | 2009-03-06 12:21 | 家族・家庭のこと

最後のくさいど会

くさなぎ井戸端会に行ってきました。
くさなぎ井戸端会は、
発達障害の子どもについての理解を深め、啓蒙活動をしているお母さんたちのグループです。

公園で知り合ったママが、「学校の先生なら興味あるかな?」と誘ってくれて、
2年近く参加しました。

特別な講師を呼ぶイベントをやるときもありましたが、
ふだんは、お母さんたちがテーマに沿って自由に話すスタイルです。
話しているうちに、それぞれの心の中に、いろいろな気づきが生まれてきます。
それがこの会の醍醐味、と私は思います。

人と人とが関わると、何かが生まれるって感じがします。

私は、発達障害をもつ子の指導も、定型発達の子への指導も、基本は全く同じ、
その子のありのままを認めるところから、ということを、この会から学びました。
それから、発達障害をもつ保護者の方々との出会い、まさに本音を聞けたことも、財産です。
あと、代表のみのさんが、次々に新しいチャレンジをしていることも、大変刺激を受けてます。
ほんとに気さくで、ただのママなのに・・・ただのママではない。

この会への参加も、今日で最後だなあと思いました。
誘ってくれたママも、転勤で、今日で最後でした。
春は旅立ちの季節です!
# by natsuquita | 2009-03-06 07:02 | セミナー・講演会